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コラム 2018/06/29

NEWS【流山おおたかの森】 知らずに買うと、サクちゃんに叱られる!Don’t sleep through life!~危ない?立地適正化計画の居住誘導区域外

コラム

【流山おおたかの森】 知らずに買うと、サクちゃんに叱られる!Don’t sleep through life!~危ない?立地適正化計画の居住誘導区域外

 

こんにちは、

流山おおたかの森営業所の櫻井です!

 

突然ですが…

 

住まい探しでは、誰もが

「失敗したくない!」

って気持ちになるものですよね。

 

もし叶うなら…

駅から近くて、価格が安くて、

学校やスーパーも近くて、

広々した大きい土地に一戸建て…

 

みなさん、夢が膨らむものです。

 

いまこそ、

すべての流山に移住しようと考えている

日本国民に問います!

 

なぜ流山おおたかの森は、

子育て世代に人気があるのか?

価格が高いのか?

正しく言えば、「高くなってしまったのか?」ですね。

 

大人のみなさん、

ちゃんと答えられますか?

生きていれば知ってて当然なことも

知らないままにしてませんか?

何も考えないで、

のほほ~んと暮らしていると

さくちゃんに叱られますよ~♫

 

キーワードは「立地適正化」「コンパクト」です。

 

 

\ これから買う、マイホーム /

資産価値・地価が今後どうなるか?

どうせなら、

価値の上がるマイホームを

買いたいですよね?

 

Q:そんなの誰にもわからない?

A:いいえ、そうとも言えません。

 

少なくとも、

確実に下がることが

決まったような地域は存在します。

 
そのようなことが言える理由は、
国土交通省が平成26年8月に施行した
改正都市再生特別措置法に基づく
立地適正化計画です。
 
今日は国土交通省の
立地適正化計画について
お話ししちゃいます。
 
 

これから買うマイホームの
資産価値(地価)が今後どうなるか?
◆背景の少子高齢化

今後、地方都市では高齢化が進んで
福祉や医療費の増加は
避けられ無いんですが、
一方で働き手になる
若年層の人口は減少してます。
 
一方で大体の地方都市は
高度成長期に拡大路線を取って
膨張して来たんです。
効率が悪い。
そこでこれをコンパクト化して
効率化しようというのが狙いなんです。
 
  ◆立地適正化計画=コンパクトシティ•プラス•ネットワーク
1.居住誘導区域に緩やかに住民の居住エリアを誘導していく
2.都市機能誘導区域に医療、福祉、商業施設を誘導していく
3.拠点間を結ぶ交通サービスを充実させる


 

 

薄い緑色の範囲に疎らに広がった居住区域を

立地適正化計画区域にして、

それを水色の区域に

ギュッと凝縮しよう

ということなんですね。
 
駅前を中心に都市機能誘導区域や

居住誘導区域にして

医療や福祉施設をまとまって立地して

高齢者をはじめ住民達が

公共交通手段で手軽にアクセスできる

ようにしようという内容です。

 
 
 ◆注意するポイント=居住誘導区域外のエリア
徐々に桜井の言わんとしていることが、

分かってきた人もいるのではないでしょうか?

上の図の薄い緑色の地域は

今後取り残される運命にある

ということです。
 
殆どの市バスは

赤字路線を抱えています。

一部にはこれを民営化しようという

動きなんかもありますが、

赤字では手をあげる

民間企業はありません。
 
だからと言って、

急にやめるわけにも行かないので、

徐々に居住区域を利便性の

良い場所に誘導しよう

というのが趣旨なんです。
 
しかし、これから

知らずに居住誘導区域外の地域に

マイホームを購入してしまったら…?

今から購入してしまったら、

ローンが終わるまでの20年から30年は

そこに住み続けるしかないです。
 
居住誘導区域外では、

マイホームを買った時には、

近くにあった

市立病院は無くなり、

バスの停留所も無くなり…

という状態になっていくのです。
 

不動産業界では


既にみんな知ってることです…



 
 

いいえ、いまだに知らない人の方が
多いかもしれません。
 

 

試しにこのキーワードで検索してみると、

既に幾つかの

不動産コンサル会社がヒットします。

感度の高いマンションデベロッパーや

大手不動産仲介業者なら

既に知ってるでしょう。
 
しかし、この計画の内容は

宅地建物取引業法で説明が

義務づけられる重要事項ではないので

聞かなければ、知らぬままに

なってしまうことです。

 
 


◆立地適正化計画の対象都市
下記は2016年7月31日現在で

立地適正化計画の作成について

具体的な取り組みを行っている

289都市です。
下記のリンクから一覧を閲覧できます。

 

 

とは言っても、
上記に挙げた都市が、
既に具体的な区域の線引きを終えている訳ではなく、
現在その計画を策定している最中です。
早ければ2017年には各都市で
計画の全体像が公開されるでしょう。


 

その他の主な都市については
今のところ以下のような進捗です。
  

少なくとも現時点でこれらの都市について、

駅前までの交通手段が

バスのみである場合は注意が必要です。

いくら割安だからと言っても

決断を急がない方が得策です。

 

  • 最近発表された、
    東洋経済「住みやすさランキング2018」
    【関連記事】
    「流山市」が住みよさランキング 55位から大幅Up、14位へ。
    つくばエクスプレス沿線3市がランクイン!1位は…
     
    常連になった印西市??
    大躍進の守谷市、つくば市は??
    そして、私の住んでいる流山市は???
     
    取り組み状況が国土交通省のHPから確認できます。
    ちょっと覗いてみてくださいね。
     
    【 国土交通省 】


    1.立地適正化計画の作成について具体的な取組を行っている都市

      ◇平成30年5月1日現在(407団体)
     

    2.各都市における立地適正化計画作成の主な取組

      ◇平成30年6月14日現在(190団体)

     
    立地適正化計画の取り組みが決まっている都市です。
     

    リクルート住まいカンパニーによる

    「千葉の住みたい街ランキング2018」では、


    船橋駅津田沼駅


    不動のワンツーフィニッシュです。


     



  • それぞれの駅の行政は…

    船橋駅・西船橋駅は船橋市

    津田沼駅は習志野市

     

    先ほどの資料から、

    立地適正化の取り組みを確認すると…

     

    ▲の船橋市(船橋、西船橋駅)は

    立地適正化計画について、取り組んでいるが、

    具体策はこれから。

     

    ▲の習志野市(津田沼駅)は

    立地適正化計画について、これから。

     

    ○の流山市、柏市流山おおたかの森柏駅

    ともに、立地適正化計画について、

    既に具体的に取り組んでいます。

    都市機能誘導区域、居住誘導区域ともに設定した市町村

    (◎:124都市)該当しています。

     


     
    ◆流山市HP・「立地適正化計画について」
     
     
     

    ー 居住誘導区域を予測する! ー
    これはある程度できると思います。
    以下は、国土交通省が公表している自治体向け
    のQ&Aからの抜粋です。

    Q8 居住誘導区域を、
    市街化区域全域に設定することはできますか?

    居住誘導区域は、
    将来の人口等の見通しを踏まえた
    適切な範囲に設定されるべきです。
    このため、今後、人口減少が
    見込まれる都市においては、
    現在の市街化区域全域を
    そのまま居住誘導区域として
    設定するべきではありません
     
    また、人口等の将来見通しは、
    立地適正化計画の内容に
    大きな影響を及ぼすことから、
    国立社会保障•人口問題研究所
    (以下「社人研」)が公表している
    将来人口推計の値を採用すべきであり、
    仮に市町村が独自の推計を行うとしても、
    社人研の将来推計人口を
    参酌すべきであると考えています。

    どうでしょうか。


    ちなみに


    Q&Aの市街化区域とは、


    既に市街地を形成している区域


    及び概ね10年以内に優先的かつ


    計画的に市街化を図るべき区域を言います。


     

     

    質問の意図は、既に市街化してて


    多くの住民が住んでる区域


    =居住誘導区域ってことでいい?


    と聞いています。



     

    国立社会保障•人口問題研究所の

    ホームページへ行けば、

    2040年までの市町村ごとの年齢別

    人口推計が出てます。

     

    以下がリンクです

     

    国立社会保障・人口問題研究所

     

    殆どの都市が減少傾向です

    人気のある都市でも

    増加するのは2025年までで、

    その後は減少傾向になっています。

     

    答えとしては…

    事実上全ての都市について、

    現在市街化区域だからといって、

    イコール居住誘導区域にはならない

    ということです。

     

    再度、国土交通省のパンフレットを

    見てみましょう。

     

    薄い緑色の範囲が

    現在の市街化区域と考えれば、

    水色の居住誘導区域というのは…

     

      駅から徒歩圏内
      幹線道路から徒歩圏内
      駅から離れていても、
      大型ショッピングセンターが
      あるなど都市化しているエリア
       

      これらが居住誘導区域になると推定されます。
       
      これからマイホームを購入される際に
      検討しておくべきポイントでしょう。

     

    それでは本日はここまで。

    またの更新をお楽しみに!!!

    Don’t sleep through life!

    最後まで読んで頂きありがとうございます。

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