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コラム 2024/10/10
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NEWS【見学会開催】2Dを3Dにする“墨出し”
コラム
千葉県鎌ケ谷市や流山市を中心に
注文住宅建築を行う
地元密着の東洋ハウジングです!
お施主様にご協力いただき、11月初旬に構造見学会を開催する運びとなりました!(近日詳細公開予定)
見学会開催にちなみ、現場紹介コラムを連載しております。
第2回目の今回からは、早速現場の紹介をしていきます!
前回コラムの最後に、ちらっとお見せしたこちらのお写真↓
よく見ると、現場奥に職人さんがいらっしゃいます。何の作業中でしょうか?
職人さんの動きを追っていると…
基礎の上の立ち上がり部分に沿うように、ゆっくり移動されています。
そして、何やら測っては書き込み、測っては書き込み…
黙々と作業されております。
実はこちらの職人さんは大工さん。
「墨出し」という作業をされているそうです。
さて、墨出しとは何ぞや?
墨出しとは、設計図通りの建物を建てるために、図面の情報(寸法など)を実際に現場に落とし込んでいく作業を言い、建築工事の工程の要所要所で行われます。
撮影当日は上棟に向け、家の土台や柱を正確な位置で設置するための計測が行われていました。
基礎上に引かれた基準線と呼ばれる線を元に、基礎に埋め込まれた、基礎と家の土台・柱をつなぐ金物(地震や台風などで、柱が土台から抜けるのを防ぐためのもの)の位置が、基準線からどこにあるかを一本一本確認します。
この計測を元に、土台や柱となる木材のどの位置に金物が当たるかを定め、木材の方にも接合するための加工をし、上棟を迎えるそうです。
この墨出し作業を行うことで、図面通りの建物ができるんですね。
建築中の現場に行くと、色々なところに数字や印が書かれていたりします。
見学の際には、「これは何の数字ですか?」なんて職人さんに聞いてみるとおもしろい発見があるかもしれません。
実際の現場を見てみたい!と思われた方は、ぜひ構造見学会にお越しください。
準備も着々と進み、メイン工程、いよいよ上棟が迫ってきました!
次回コラムもどうぞご覧ください。